PMP®およびCAPM®有資格者は、プロジェクトマネジメントスキルの向上に関する承認された学習やアクティビティを行っていることを、PMI®に継続的に報告し、資格を更新する必要があります。
本ページでは、PMP®およびCAPM®資格の更新に必要なPDUの申請方法についてご案内しておりますので、当該資格を更新される方はぜひ、ご確認ください。
●PDUの具体的な申請方法についてはこちら
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CCR(Continuing Certification Requirements:継続的な資格認定要件)とは、PMP®・CAPM®資格の更新に必要な資格の認定要件のことです。
PMP®およびCAPM®有資格者は、試験合格後も、プロジェクトマネジメントのプロフェッショナルとして継続的な教育と職務能力の育成を目的としたCCRプログラム(Continuing Certification Requirements Program)と呼ばれるプログラムに準拠した活動が必要となります。
CCRプログラムは3年サイクルで、3年毎にPMP®・CAPM®資格の更新手続きが必要になります。
PMP®およびCAPM®資格の更新には、PDU(Professional Development Units)という継続学習を明確にするポイントの取得が必要となり、1PDUは継続教育やプロジェクトマネジメントの活動に関する1時間に相当します。1PDU以上は0.25PDU刻みで登録が可能となります。
PMP®・CAPM®資格の更新に必要なPDUカテゴリは「教育」と「ギブバック活動」の2つに分けられ、各活動時間に応じて、資格更新に必要なPDUを取得し、申請します。
●教育カテゴリ:
●ギブバック活動:
●PMP®でPDU申請可能なカテゴリーについてはこちら
●CAPM®でPDU申請可能なカテゴリーについてはこちら
PMP®更新:教育カテゴリー | ||
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最低35PDU以上の申請が必要 ※タレント・トライアングルに基づいたサブ・カテゴリーでそれぞれ最低限8PDU以上取得する必要があります |
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コースまたは トレーニング Course or Training |
・講師により実施される公式な教育コース・講習で、対面またはオンラインで開催されるもの ・大学やR.E.P.未登録の研修機関が提供するプロジェクトマネジメントに関連するコース ※JPSビジネスカレッジが提供する一部コースやプログラムは、PDU取得対象です |
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• PMI 登録教育教育機関(R.E.P.) が提供するトレーニングコース • PMI 認定トレーニングパートナー(ATP)が提供するトレーニングコース • PMI 支部が開催する教育イベント • PMI SeminarsWorld®での講師による対面教育コース • オンデマンド e-Learning コース • PMI Global Accreditation Center (GAC) が認定したプログラムによる学術教育 • 他の第三者教育プロバイダーが実施するコース |
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PDU申請ルール | 1時間=1PDU | |
※1PDU以上の場合、0.25、0.5、0.75PDU単位での申請も可能 ※コースの一部のみが PMI®のタレント・トライアングルのスキルエリアに関係する場合、カリキュラム中で「プロジェクトマネジメント」に関連するトピックが占める割合を、受講したコースごとにPDUを計算します。 ※コースごとにPDUを報告してください。学位プログラム全体での PDU 取得はできません。 |
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監査時に必要な書類 |
・受講申込書、受講証明書または受講を証明する文書 ・大学や学校で開催されるアカデミック・コース受講の場合は、成績証明書、合格印が押された等級報告書 |
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組織のミーティング Organization Meetings |
・専門職に関連したミーティングや教育、アクティビティおよびローカル・イベント ※社内研修、プロフェッショナルまたは会員の連合が提供する教育、Webinar(インターネット上で行われるWEBセミナー)も含まれます |
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PDU申請ルール | 通常、1~2PDUに限定されます。 | |
監査時に必要な書類 | 参加申込書、参加証明書またはイベント参加を証明するその他の様式の文書 | |
オンラインまたは デジタルメディア Online or Digital Media |
・オンラインやさまざまな形態のデジタルメディアによる自己ペースで進められる学習活動 ・オンラインセミナー、ビデオやその他のデジタルコンテンツによる学習 |
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PDU申請ルール | 1時間=1PDU | |
※1PDU以上の場合、0.25、0.5、0.75PDU単位での申請も可能 ※対象となる活動は PMI®タレント・トライアングルのスキルエリアのトピックに関連し、特定の目的を達成し、知識の豊富なリソースを利用する必要があります。 |
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監査時に必要な書類 | 実施した学習活動の概要と実施日付を記載した学習記録 | |
※ProjectManagement.comのアカウントが資格情報を含むPMI.orgアカウントにリンクしている場合、PDUは自動的に報告されます。 | ||
読書 Read |
・個人学習(研究・自習) ・持っている資格に関連する記事、書籍、教育マニュアルの自主的な読解 |
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PDU申請ルール | 1時間=1PDU | |
※1PDU以上の場合、0.25、0.5、0.75PDU単位での申請も可能 | ||
監査時に必要な書類 | 読書した内容の概要と日付を記載した学習記録 | |
非公式な学習 Informal Learning |
・体系的なディスカッションに焦点を当てた教育機会 ・同僚、チームメイト、顧客、コンサルタントとの公式な検討会 |
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PDU申請ルール | 1時間=1PDU | |
※1PDU以上の場合、0.25、0.5、0.75PDU単位での申請も可能 | ||
監査時に必要な書類 | 実施した学習活動の概要と日付を記載した学習記録 |
PMP®更新:専門職へのギブバック活動分野 | ||
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最大25PDUまでの申請制限あり | ||
実務者としての活動 Work as a Practitioner |
・プロジェクトマネジメントでのプロフェッショナルな活動 ・プロジェクト・マネジャー(プロジェクト・リスク・マネジメント職、プロジェクト・スケジューリング職、プログラム・マネジャー)としての活動 |
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PDU申請ルール | 1CCRサイクルの中で1回のみ、最大8PDUまで申請可能 | |
※このカテゴリでPDU申請する場合、専門職へのギブバック活動で定められるPDUの上限分からの申請として扱われるため、他のギブバック活動で申請できる PDU 数が少なくなります。 ※このカテゴリでの PDU は、現在のサイクルのみに適用され、次サイクルへ持ち越すことはできません。 |
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監査時に必要な書類 | 雇用証明(職務記述書) | |
コンテンツ作成 Create Content |
・プロジェクトマネジメントに関する知財の開発 ・実務者や広く一般の方が利用できる新しい知識リソースの開発 |
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PDU申請ルール | 1時間=1PDU | |
※1PDU以上の場合、0.25、0.5、0.75PDU単位での申請も可能 | ||
監査時に必要な書類 | 出版物のコピー、教育資料のサンプルやコース・アジェンダ | |
プレゼンテーションの実施 Give a Presentation |
・専門職に関するトピックのプレゼンテーションを実施する ・PMI®支部主催のイベント、専門職のカンファレンスや自分が所属する組織内での講演、ディスカッションへのモデレータ-、パネル・ディスカッションでのパネリストなど |
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PDU申請ルール | 1時間=1PDU | |
※1PDU以上の場合、0.25、0.5、0.75PDU単位での申請も可能 ※準備期間、開発時間とプレゼンテーション時間の両方にPDUを申請可能 例:資料作成:5時間、講演時間:1時間の場合は6PDUとして申請可能 |
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監査時に必要な書類 | プレゼンテーションのコピー | |
知識の共有 Share Knowledge |
・自分の専門知識を共有し、他の人が学び成長するのを助ける ・他の人と自分のスキルを共有することで、専門職としてさらに成長し、認定された役割に必要な実務能力を高める ・メンタリング、指導、活動に対して当該分野の知識の適用など |
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PDU申請ルール | 1時間=1PDU | |
※1PDU以上の場合、0.25、0.5、0.75PDU単位での申請も可能 | ||
監査時に必要な書類 | コーチングやメンタリングの取り決めを支援する根拠、ディスカッションやアクティビティの概要と実施日を記載した記録 | |
ボランティア活動 Volunteer |
・ボランティア活動(職場や客先以外の組織でボランティアとしてサービスを提供する) ・非雇用者や顧客以外のグループに対して実施したボランティア・サービスの提供や、プロジェクトマネジメント、プロジェクト・リスク・マネジメント、プロジェクト・スケジューリング、プログラムマネジメント・サービスの無償での提供 http://www.pmi.org/membership/volunteer/opportunities |
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• PMI理事会でのボランティア活動 • PMI®理事会支援委員会でのボランティア活動 • PMI教育財団(PMIEF)でのボランティア活動 • PMI®インサイトチームでのボランティア活動 • PMI®地域メンターとしての活動 • PMI®標準化委員会 • PMI®試験開発ボランティア • PMI®アワード評価者 • PMI®イベントのプレゼンター • PMI®出版レビュアー • PMI®支部でのボランティア活動 • PMI®リサーチ活動への参加 (PDUの付与数は、これらの活動への参加レベルに対して決まる) • プロジェクトマネジメント関連のボランティアサービスの提供 • コミュニティやチャリティー・グループへ実施(PMBOK®に準拠したものであること) • 教育目的での大学生のグループへ実施 • プロジェクトマネジメント・トピックに関するコーチあるいはメンターとして実施 など |
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PDU申請ルール | 1時間=1PDU | |
※1PDU以上の場合、0.25、0.5、0.75PDU単位での申請も可能 | ||
監査時に必要な書類 | ボランティア活動に参加したことを認めた組織からの書簡や証明書 |
CAPM®更新: 教育カテゴリ |
必須要件 |
最低9PDU以上の申請が必要 ※タレント・トライアングルに基づいたサブ・カテゴリーでそれぞれ最低限2PDU以上取得する必要があります ・米国PMI®に登録された教育機関であるR.E.P.が提供する教育コースへの参加 ・PMIやPMI支部、PMIコミュニティが提供するイベントへの参加 ・大学やPMIに未登録の研修提供機関が開催するプロジェクトマネジメント関連ノ教育コースへの参加 ・所属企業が提供する研修/Webinerへの参加 ・自習など これらの活動時間に応じて、CAPM®更新・維持に必要なPDUを申請します。 |
「教育」の申請カテゴリ 1. Technical Project Management: プロジェクトマネジメント技術 プロジェクト、プログラム、ポートフォリオ マネジメントの領域における知識、技術、 行動・ふるまい 2. Leadership: リーダーシップ 組織のビジネスゴール達成を支援するリーダー シップ志向や分野横断的技術に関する知識、 技術、行動・ふるまい 3. Business and Strategic: ビジネスと戦略 パフォーマンスを向上させ、より良い事業成果 を出すための 業種・業態および組織に関する 専門知識 |
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CAPM®更新: ギブバック活動カテゴリ |
オプション |
3年間で6PDUまで申請できます。 ・ボランティア活動 ・プロジェクトマネジメント知財の新規開発 ・プロジェクトマネジメント領域でのプロフェッショナル活動など これらの活動時間に応じて、CAPM®更新・維持に必要なPDUを申請します。 |
「ギブバック活動」の申請カテゴリ 1.プロジェクトマネジメント領域でのプロフェッショナル活動 2.プロジェクトマネジメント知財の新規開発 3.ボランティア活動 |
資格更新期間(CCRサイクル)内であれば、PMI®のウェブサイトからいつでも申請いただけます。
<補足>
3年間のCCRサイクルで60PDUを取得できなかった場合、資格有効期限終了後1年間は資格停止となり、サスペンド期間になります。このサスペンド期間中は、名刺やメール署名等へのPMP®資格の記載やPMP®を名乗ることはできません。
ただし、サスペンド期間に60PDU/15PDUを取得・申請することで、更新費用の支払い完了後に一時停止となっている資格が復活します。なお、サスペンド期間も次のCCRサイクルは開始しています。
サスペンド期間中に60PDU/15PDUを申請・更新費用を支払わなかった場合、PMP®/CAPM®資格は失効(剥奪)となります。
1.PMI®ウェブサイトから会員ページへログインします。
2.ログイン後のページから画面右上の「myPMI」をクリックし、「Dashboard」にアクセスします。
3.Dashboard画面に表示されている「REPORT PDUS」をクリックします。
4.Report Pdus画面から「Course or Training」をクリックします。
<補足>
コースの修了証明書に「PDU Claim Code」が記載されている場合、「PDU Claim Code」の「I have a claim code」をクリックしてClaim Code(10桁)を入力すると、必要情報が自動入力された状態で「Course or Training」のページに遷移します。
5.修了証明書をもとに、Course or Trainingの申請画面に必要事項を入力していきます。
※赤色は必須項目です
<ご注意>
PDU申請に必要な各種情報を誤って入力した状態でPDU申請を行うと、PMI®にて監査となる場合がありますので、入力内容を必ずご確認のうえ、PDUを申請しましょう。万一、入力を間違えて申請された場合には、PMI®アジアパシフィックサービスセンターのカスタマーケア担当にご連絡ください。
●PMI®アジアパシフィックサービスセンターへの連絡方法はこちら
PDU申請に必要な各種情報を誤って入力した状態でPDU申請を行うと、PMI®にて監査となる場合があります。万一、入力を間違えて申請された場合や、申請したPDUが反映されない(目安として申請から最大5営業日お待ちいただいても反映されない)場合には、PMI®アジアパシフィックサービスセンターのカスタマーケア担当にご連絡ください。
下記内容とお問い合わせ内容を日本語でご入力のうえ、上記アドレスに送信ください。
PMI®アジアパシフィックサービスセンターの日本語担当者より別途、連絡がきます。
・お名前(ローマ字)
・メールアドレス
・PMI ID (PMI会員の場合)
・PMP Certification ID (PMP®、CAPM®資格をお持ちの場合)
上記、PDU申請方法についてをご覧いただいても、その他ご不明な点などがありましたら、下記お問い合わせフォームよりご連絡くださいますようお願い申し上げます。内容を確認のうえ、2営業日以内に担当者よりご連絡させていただきます。
※フォーム送信後の自動返信メールはございません。