新人・若手社員は、すぐに正解を求めようとする!
これは厳しい受験戦争を勝ち上がってきた証であり、このことを新入社員に諭したところで変化がなかなか現れないのが現実ではないでしょうか。これを解決するには、学生脳からビジネス脳への転換が必要になってくるのです。
しかし、数学的な発想をすると結局正解を求めることになるのではと思われるかもしれません。答えはNoです。
「数学的ビジネス思考」とは、数学を使って論拠を得て推測することの大切さを学んでいただくものです。
ここで皆さんに質問です。
問題:積載量4トンのトラック(箱型)の荷台にはどれだけのゴルフボールを積み込むことができるでしょうか?
今、あなたの脳はどんな働きをしたでしょうか?
「荷台の容量」「ゴルフボールの直径」」などのデータがなければ回答できないと考えませんでしたか?この思考こそが学生脳であり正解を求めようとする思考の癖なのです。
ビジネスはヒト・モノ・カネを動かし進めていくもの。ゆえに数字とは無縁ではいられません。
どんなに論理的思考を学んでも、数字で考えたうえで数字でアウトプットを出せなければビジネスの現場では活躍できないのです。
この研修は「数字を読み取り、加工し、評価する」という基礎的なスキルにはじまり、仕事を大まかに数字で捉える推定力や、説得するためにわかりやすく数字やグラフで伝えるためのエッセンスなど、ビジネスパーソンに欠かせない数的能力を1日で総合的にトレーニングするプログラムです。
✔ 報連相の中に数字が組み込まれている
✓ プレゼン資料に数的工夫が組み込まれている
✓ 説得力があり端的な説明ができる
✓ 数字と仲良くするコツ
・ 突然ですが、昨日の活動の報告書を書いてください
✓ 数字を読み取り、加工し、評価する
・ この営業部長の数字の読み方にだめ出しをしてみてください
✓ ビジネスを数字で捉える
・ あなたの会社のビジネス、市場規模はざっくりどのくらいですか
✓ 数字を使ってコミュニケーションする
・ 3分間で説得する数字とグラフとは
✓ 総合演習
・ ○○社の「強み」と「弱み」、数字を使ってプレゼンしてください。
深沢 真太郎
Shintaro Fukasawa
ビジネス数学の専門家BMコンサルティング株式会社代表取締役
多摩大学非常勤講師
公益財団法人日本数学検定協会「ビジネス数学検定」国内初の1級AAA認定者
経歴