「戦略」は全社戦略にしても、事業戦略にしても実行して初めて意味を持ちます。実行によって立案時には見えなかった事実が明らかになり、より現実的な戦略へと修正することが可能になります。
昨今のコロナ騒動を始めとして、時代がVUCA*の様相を益々強めてくる中、戦略はむしろ環境変化に合わせて都度、軌道修正をすることが現実的であると言えます。この時重要になるのが「実行力」です。優れた戦略も実行が伴わなければその妥当性を検証することはできず、この「実行力」のカギを握るのが第一線のリーダー(管理職)です。逆説的に言うなら、「実行」と機敏な「軌道修正」ができないリーダーはその必要条件を満たしていないと言えます。
本プログラムでは、次期リーダー候補が「実行力」を向上させるための視点と技能を習得することを狙いとしています。
*VUCA:Volatility:変動性、Uncertainty:不確実性、Complexity:複雑性、Ambiguity:曖昧性の略で、先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態を意味しています。
●コース名:次世代リーダー育成道場
●開催時間:ワークショップ(3時間)×4回程度 ※実施期間は半年ほどです
●対象者:次世代リーダー・管理職候補、選抜メンバーなど
●実施形態:集合研修
「次世代リーダー育成道場」では、組織の現状診断をもとに、次世代リーダーに求められる視点とスキルを実践的に習得するためのプログラムです。戦略の「実行力」を向上させる次世代リーダーに必要な視点・スキルを身に着けることを目的としており、以下の特徴を備えています。
事前に実施する「Step1:組織診断」に加えて、Step2~5のワークショップを各3時間で実施していきます。
Step1 | 組織診断(アンケート/インタビュー) |
Step2 (3時間) |
ワークショップ1: 次世代リーダーとしての自己の課題整理 事前アンケートの検討 ケースメソッド(職場運営のマネジメント/リーダーの機能・役割) 相互フィードバック |
Step3 (3時間) |
ワークショップ2: 組織診断(組織分析と課題)の検討 ケースメソッド(プロジェクトとマネジメントと動機づけ) 相互フィードバック |
Step4 (3時間) |
ワークショップ3: クライアント幹部講和 取り組み課題の検討 ケースメソッド(問題解決の視点) |
Step5 (3時間) |
ワークショップ4: ケースメソッド(次世代リーダーとしてのマネジメントの視点)
ケースメソッド(クライアント組織のケース) 学びの成果と今後の実践行動の発表 |
宮内秀世 Hideyo Miyauchi
株式会社シンセシスマネジメント 代表取締役
PMI認定PMP,PMI-ACP
略歴
・大学卒業後、大手コンサルティング会社に28年間従事。コンサルタントとして、様々な組織の変革・活性化や人材育成の支援に取り組む。特にプロジェクトを成功に導くプロジェクトマネジャーの育成には定評があり、多数の実績を持つ。
・2017年7月株式会社シンセシスマネジメントを設立。
・2018年 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科を卒業。
研究テーマ「失敗プロジェクト経験を組織として活用する方策の提言」
現在もプロジェクトマネジメントだけに留まらず、事業成長に必要な実践的な問題解決や人材開発を支援している。
「次世代リーダー育成道場」に関するご質問やお問合せは、以下のお問合せフォームよりお気軽にご連絡ください。内容を確認のうえ、2営業日以内に担当者よりご連絡させていただきます。
※フォーム送信後の自動返信メールはございません。