現代のビジネス環境は、技術の進歩や価値観の多様化により、過去の成功の方程式が通用しない「正解のない時代」に突入しています。顧客の真のニーズを捉え、新しい価値を生み出すためには、単なるデータ分析ではない「人間(ユーザー)への深い共感」から出発するアプローチが不可欠です。
JPSビジネスカレッジのデザイン思考プログラムは、一部のクリエイティブな人のための才能としてではなく、誰もが習得し、日常業務で活用できる「共通言語・共通スキル」として定着させることを目的としています。
「正解のない時代」に、新しい価値を生み出すための思考法
デザイン思考(Design Thinking)とは、デザイナーが設計プロセスで用いる特有の思考法を、ビジネスの課題解決やイノベーション創出に応用したメソッドです。
現代は「良質な製品を作れば売れる」「過去のデータを分析すれば答えが出る」という従来のアプローチだけでは、顧客の真のニーズを捉えることが困難になっています。デザイン思考は、単なる「見た目のデザイン」の話ではありません。その核心は、「人間(ユーザー)への深い共感」から出発し、「試行錯誤(プロトタイプ)を繰り返しながら正解に近づく」という、人間中心(Human-Centered)のアプローチにあります。
スタンフォード大学 d.school が定義する5つのプロセス
世界的なデザイン思考の権威であるスタンフォード大学 d.school では、以下の5つのステップを定義しています。
このプロセスを回すことで、一部のクリエイティブな才能に頼るのではなく、チームとして再現性を持ってイノベーションを起こすことが可能になります。
本研修では、このグローバルスタンダードな型をベースに、日本のビジネス現場で即実践できる手法へと昇華させて提供いたします。
本研修では、以下の3つの柱を中心に、実践的な思考法を身につけます。
現場での「実践」と「定着」にこだわったカリキュラムを提供します。
デザイン思考といえばスタンフォード大学 d.school(通称:ハッソ・プラットナー・デザイン研究所)が世界的な権威であり、その「5つのプロセス」がデザイン思考のデファクトスタンダードとなっています。
また、現在のデザイン思考は、d.schoolの5ステップを「知識」として知っている段階から、「自社のビジネスモデルや組織課題に合わせてどうカスタマイズするか」という「活用」のフェーズに移っています。
本研修では、「ビジネスとしての実効性」を高めるために、この5つのプロセスをベースに独自のコンテンツとして提供いたします。
※内容は貴社のご要望に合わせてカスタマイズ可能です。
Day1:デザイン思考概要
デザイン思考の目的、ステップ、ユーザー視点の設計を理解する
Day2:問題定義
ユーザー視点で考えることの重要性を理解する
顕在課題と潜在課題の特定
Day3:アイデアの創出
価値を創造するプロセスを理解する
Day4
アーキテクティングと事業計画(プロトタイプ)
アイデアを事業化する技法を学ぶ
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スタンフォード大学 d.school デザイン思考の5つのプロセス |
本提案のカリキュラム案 (Day 1 ~ Day 4) |
ビジネス実務における 強化・補完ポイント |
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| 1. 共感 (Empathize) |
Day 2:問題定義 (ユーザー観察・調査) |
主観的な思い込みを排除し、徹底したユーザー視点でのインサイト(洞察)獲得を重視します。 |
| 2. 問題定義 (Define) |
Day 2:問題定義 (課題定義の技法) |
親和図法や因果ループ図を用い、複雑なビジネス課題を構造的に整理し、解くべき問いを明確化します。 |
| 3. 創造 (Ideate) | Day 3:価値創造の技法 | バリューグラフやCVCA(顧客価値連鎖分析)を活用し、単なる思いつきではない、戦略的で多角的なアイデア創出を行います。 |
| 4. プロトタイプ (Prototype) | Day 4:プロトタイプ・事業計画 | 試作に留まらず、ビジネスモデルキャンバス(BMC)を用いて「事業として継続可能な仕組み」へと具体化します。 |
| 5. テスト (Test) |
Day 4:プロトタイプ・事業計画 (実効性の検証) |
フェルミ推定や収支シミュレーションを組み合わせ、ビジネスとしての実現可能性と市場性を論理的に検証します。 |
野々垣 典男
Norio Nonogaki, PMP
【経歴】
元株式会社JTB情報システム代表取締役社長、元株式会社JTB執行役員。
経済産業省「情報システムの信頼性向上のための取引慣行・契約に関する研究会」委員、「ソフトウェア紛争のADRに関する調査研究委員会」委員、「情報サービス産業における下請取引等に関する研究会」委員、一般社団法人 日本情報システムユーザー協会「情報システム・ソフトウェア取引高度化コンソーシアム」委員、日本規格協会委員などを歴任。東京地方裁判所「IT専門委員」。
デザイン思考プログラムについてのお問い合わせは、下記のフォームよりご連絡ください。お問い合わせ内容は弊社にて確認のうえ、担当者より2営業日以内にご連絡させていただきます。
※フォーム送信後の自動送信メールはございません。