体験型 交渉力研修


体感型交渉力研修のイメージ画像

プロジェクトを成功に導く交渉力を手に入れる

ビジネスにおいて、交渉力は不可欠なスキルで、ビジネスの成否は交渉力にかかっていると言っても過言ではありません。競争が激化する現代において、自社の利益を守り、新たな価値を創造するためには、戦略的かつ効果的な交渉が不可欠です。

本研修は、単なるテクニックではなく、目標達成と関係構築を両立させる本質的なスキルを強化し、実践的なビジネスゲームとフレームワークで学ぶ、独自の体験型プログラムです。

JPSの交渉力研修 3つの特徴


本プログラムは、単なる知識のインプットに留まりません。

プロジェクトの現場で即座に活用できる「実践的なスキル」の習得を目的として設計されています。

  1. わかりやすい:
    プロジェクトマネジャー(PM)に必要な交渉の基本知識とマインドセットに絞り込み、効率的に習得します。

  2. ツールのご提供:
    交渉に必要な手法やツール(ZOPA, BATNA等)を提供し、職場での実践を具体的に促進します。

  3. 演習を通じた理解:
    レクチャーだけでなく、ロールプレイングを中心とした演習を織り交ぜ、体感的に学習することで実践のイメージを掴みます。

カリキュラムと学習目標


本研修の目的は「プロジェクト目標の達成」と「相手との良好な関係構築」を両立させる戦略的交渉スキルを習得することです。

カリキュラムは3つのモジュールで構成されています。

  1. 基本知識とマインドセット
  2. 手法とスキル/ツールの習得
  3. 実践に向けた交渉戦略

01. 基本知識とマインドセット

  • 交渉とは?(Win-LoseとWin-Win)
  • 交渉の類型とタイプ別対応
  • プロジェクトマネジメントにおける交渉局面の特定
  • 交渉に臨むべきマインドセットの構築

02. 手法とスキル

  • ステークホルダーエンゲージメント
  • 交渉ゾーン(ZOPA) / アンカリング
  • 最善の代替案(BATNA)の準備
  • 傾聴 / 質問 / アサーティブコミュニケーション
  • 問題解決(Win-Win)のためのフレームワーク

03. 実践に向けた交渉戦略

  • リスクの予防交渉とトラブル交渉
  • 【ケーススタディ】1対1の交渉実践
  • 【ケーススタディ】問題解決型のチーム交渉
  • 職場での交渉戦略の作成(アクションプラン)

研修プログラム例 (1日コース)


研修は講義、個人ワーク、グループ演習(ロールプレイング)を組み合わせた構成です。

講義と演習(ロールプレイング)をバランスよく配置し、「わかる」から「できる」へと段階的にスキルを引き上げます。

時間 セッション 内容 構成要素
 9:00  オリエンテーション

 

  • 本研修の狙いと進め方
  • 交渉とは
  • 交渉の類型と交渉のタイプ
  • プロジェクトマネジメントにおける交渉局面
  • ステークホルダーエンゲージメントの実践

 

 
9:30

実習1

交渉ケース実習1:

「鈴木さんと松井さんのケース」 

~交渉プロセスの基本の理解~

  • 交渉課題提示 ⇒ 準備 ⇒ 交渉実施①(1対1)⇒ 交渉実施②(1対1)
  • 振り返り&講義
  • 交渉ゾーン(ZOPA)
  • アンカリング
  • BATNA
  • バイアス
  • 状況評価

 

10:45 基礎スキル演習

交渉力基礎演習

  • 傾聴力(2人組)聴くことで得られる交渉上のメリット
  • 質問力(2人組)効果的な質問話法のプロセスと質問で得られる交渉上のメリット
  • 主張力(アサーション) アサーションのステップ、要求(期待)のコントロールの考え方

 

 

 

  • 傾聴力 
  • 質問力
  • アサーション(発信する力)
  • 要求(期待)のコントロール

 

 

12:00 休憩
13:00

講義

実習3

交渉力強化の補足①

  • 交渉テクニック(ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック他 認知操作)

交渉ケース実習2:

「Z商事のケース」 

~問題解決交渉の実戦理解~
※交渉相手は講師 vs 各チーム(1人ひとり必ず交渉をする方式)

  • 交渉課題提示 ⇒ 交渉準備 ⇒ 第1回交渉 ⇒ 交渉準備 ⇒ 第2回交渉 ⇒ 提案書作成⇒ プレゼン
  • 振り返り(目的、相手の本音の理解、共通の目標)&講義

交渉力強化の補足②

  • リスクの予防交渉のポイント
  • トラブル交渉のポイント
  • 交渉力の成長に向けて
  • 問題解決(WIN-WIN)交渉
  • 葛藤解決交渉に求められる姿勢

 

 

17:30 総合演習

戦略立案

  • 職場における交渉場面を設定し、具体的な交渉戦略を作成する
 
18:00 終了 研修修了  

習得する主要メソッド


ハーバード流 ZOPAとBATNAを使いこなす交渉戦略

本研修では、交渉を科学的に進めるための世界標準のフレームワークを学びます。これにより、感覚的な交渉から脱却し、論理的・戦略的な交渉が可能になります。

  • ZOPA (Zone of Possible Agreement/ゾーパ) :合意可能領域
    自分側の「譲歩できる下限(最低ライン)」と、相手側の「譲歩できる上限」が重なる領域のこと。この領域を正確に見極めることが、Win-Winの合意に向けた第一歩となります。

  • BATNA (Best Alternative to a Negotiated Agreement/バトナ):最善の代替案
    「もしこの交渉が決裂したら、次に取れる最善の行動は何か」という代替案のこと。強力なBATNAを持つことで、心理的優位に立ち、不利な条件を飲む必要がなくなります。

  • アサーティブ・コミュニケーション
    相手の意見や立場を尊重しつつ、自分の要求や期待を誠実かつ対等に伝えるコミュニケーションスキル。関係性を損なわずに、率直な意見交換を可能にします。

研修概要


研修の目的:

「プロジェクト目標の達成」と「相手との良好な関係構築」を両立させる戦略的交渉スキルを習得すること。

 

受講対象者:

  • 社内/社外での交渉が上手くいっていない、もしくは交渉を効果的に進めたい方
  • 交渉力を高めてビジネスでの成果を高めたい方
  • 若手PM、プロジェクトリーダー、営業担当者、仕入れ・購買担当者など、社内外の調整・交渉機会が多い方

交渉は社内・社外、新人~経営幹部候補などあらゆる職種・階級で対応可能です。

 

実施人数:

最小:6/最大:16

ご料金


研修概要が確定しましたら、正式な御見積書を発行させていただきます。

まずは、本ページ最下部のお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。

  • 東京近郊(都区内、横浜、大宮、千葉市など)以外で研修を実施する場合、交通費及び、宿泊費を別途御請求する場合がございます。
  • 研修のお申込みは、「お申込書」の受領により成立するものとしております。
  • 最大催行人数は16名程度を推奨しております。(20名まで対応可)

導入までのプロセス


お問い合わせから研修実施、フォローアップまで、シームレスにサポートします。

  1. 注文段階:
    御見積・申込書発行
    会場手配(貴社)

  2. 準備段階:
    受講者確定
    教材発送(~1週間前)

  3. 研修当日:
    会場設営
    研修実施

  4. 研修終了後:
    ご請求書発行
    フィードバックMTG

  5. フォローアップ:
    職場実践の振返り(応相談)

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