プロジェクトマネジャー(PM)のための実践型コミュニケーション研修


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〜「情報共有者」から「プロジェクト推進の原動力(ドライバー)」への戦略的役割転換〜

コミュニケーション変革の必要性:なぜPMに「戦略的」スキルが必要なのか?

「最高の計画も、最悪のコミュニケーションによって、一瞬で瓦解する」

これが、現代の複雑なプロジェクト現場における厳然たる事実です。

 

プロジェクトマネジャー(PM)の皆様は、日々以下のような課題に直面していませんか?

  • 経営層への報告:危機的なリスクを報告しても、「なぜもっと早く言わなかった?」と詰問される。
  • 顧客との対話:曖昧な合意が原因で、プロジェクト終盤に「言った」「言わない」の水掛け論が発生する。
  • チームビルディング:優秀なメンバーがいても、PMの不用意なフィードバックでモチベーションが低下し、チームが機能不全に陥ってしまう。

これらの課題は、PMの能力不足ではなく、「プロジェクトの成功を戦略的にデザインするためのコミュニケーションスキル」の欠如が原因です。

 

本研修は、単なる「話し方」や「聞き方」の習得ではなく、PMが「情報共有者」から脱却し、「プロジェクト推進の原動力(ドライバー)」へと進化するための専門技術を提供します。


研修の概要

●講座名:プロジェクトマネジャーのための実践型コミュニケーション研修

●開催プログラム:2日間

●対象者:プロジェクトマネジャー、プロジェクトマネジャー候補

●実施形態:集合研修/オンライン開催(Google Meet / Zoom)

 

最大催行人数は16名程度

※カスタマイズも可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。


本研修のねらいと期待される効果

2日間の実践的なプログラムを通じて、プロジェクトの停滞を打ち破り、ステークホルダー全員を巻き込む能力を養います。

  • リスク・課題を早期に引き出す傾聴力:現場の隠れたリスクを言語化させる質問技術を習得します。
  • 建設的な発信力(アサーティブネス):心理的安全性を保ちつつ、主張すべきを主張する表現力を養います。
  • 戦略的なステークホルダーマネジメント:相手の期待・関心・専門性を分析し、最適な対話戦略を立案します。
  • 迅速な意思決定を導くファシリテーション:コンフリクトを予防し、合意形成を加速させる会議運営術を学びます。 

JPSの研修プログラムの特徴

  • PM特化の実践的知識:
    最低限必要な基本知識とマインドセットに絞り、PMに必要なコミュニケーションについて効率的に学習できます。
  • 「伝える」から「伝わる」への転換:
    ステークホルダー分析に基づき、相手の属性に合わせた実践的コミュニケーションを重視します。
  • 徹底したコンフリクト予防:
    コンフリクト発生後の対応だけでなく、期待値の調整や情報共有の仕組み化により、トラブルを未然に防ぐ手法を学びます。
     

研修のカリキュラム(2日間例)

Day1:基礎編

  • PMにおけるコミュニケーションの再定義:
    失敗事例から学ぶ機能的なコミュニケーション。
  • 戦略的傾聴:
    言い出しにくい内容や、チームや関係者の発言に隠された潜在的なリスクをプロジェクトの課題として言語化させる傾聴と質問の実践演習。
  • PMのためのアサーティブネス:
    建設的な関係を築くための対応文作成演習。
  • ステークホルダー分析:
    分析意義の理解と「ステークホルダー登録簿」の作成実践。
  • 戦略的報告能力(ネガティブ情報の報告術):
    Fact / Judgement / Impact Analysis*を用いた構造的報告により、
    ステークホルダーの関心度や影響度に応じて報告内容を最適化し、ネガティブな情報を論理的かつ簡潔に構成する。

*Fact / Judgement / Impact Analysis:状況や情報を体系的に評価し、理解するためのフレームワーク。

 

Day2:実践編

  • コンフリクト予防のコミュニケーション:
    コンフリクトの発生を予防するための根回しと心理的安全性の構築、打ち手の検討。
    対話を通じて全員が納得する合意ルールを確立し、期待値を調整する。
  • 迅速な意思決定を促すファシリテーション:
    「緊急課題対策会議」を想定したロールプレイングにより、合意形成に向けたステップ(議論を可視化し、迅速かつ最善の行動に直結する意思決定の確立)を理解する。
  • 行動変容を促す対話(コーチング):
    SBIモデル*などのフレームワークにより、メンバーの主体性/プロジェクトの実行管理に必要な具体的な行動改善を引き出すフィードバックスキル。
  • アクションプラン作成:
    職場での実践に向けた具体的な行動計画の策定。

*SBIモデル:「Situation(状況)」「Behavior(行動)」「Impact(影響)」の3要素で構成され、部下や同僚へのフィードバックを具体的かつ建設的に行うためのフレームワーク。 


研修導入までのプロセス

お問い合わせから研修実施、フォローアップまで、シームレスにサポートします。

  1. 注文段階:
    御見積・申込書発行
    会場手配(貴社)

  2. 準備段階:
    受講者確定
    教材発送(~1週間前)

  3. 研修当日:
    会場設営
    研修実施

  4. 研修終了後:
    ご請求書発行
    フィードバックMTG

  5. フォローアップ:
    職場実践の振返り(応相談)

ご料金

研修概要が確定しましたら、正式な御見積書を発行させていただきます。

カスタマイズも可能ですので、まずは、本ページ最下部のお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。

  • 東京近郊(都区内、横浜、大宮、千葉市など)以外で研修を実施する場合、交通費及び、宿泊費を別途御請求する場合がございます。
  • 研修のお申込みは、「お申込書」の受領により成立するものとしております。
  • 最大催行人数は16名程度を推奨しております。

講師

Insights®Discovery 担当ファシリテーター 北山明孝の画像

北山 明孝 Harutaka Kitayama

 

日本プロジェクトソリューションズ 教育研修事業部 部長 

  • 米国PMI®認定PMP® (Project Management Professional)
  • 日本PMO協会認定 PJM-A (PJM-A:プロジェクトマネジメント・アソシエイト)
  • Insight Discovery Practitioner
  • HPTi Certified Practitioer
  • Scrum Inc.認定スクラムマスター

経歴

  • 日系大手コンサルタント会社勤務
  • 日系トレーニング会社/研修講師
  • アウトプレースメント会社/キャリア研修講師・再就職支援コンサルタント
  • 外資トレーニング会社/リーダーシップ・チームビルディングファシリテーター

 

プロジェクト経験・経歴

  • 日系大手コンサルタント会社でクライアントマネジャーとして大手、及びベンチャーにおける人材開発、組織開発のデザインをサポート
  • 日系トレーニング会社、アウトプレースメント会社でキャリアを中心とした研修に従事すると同時に全国のハローワークで再就職支援セミナーを実施。
  • 外資トレーニング会社でリーダーシップ/チームビルディングのファシリテーターとして活動。ワークショップにおける発言を促す場づくりと参加者へのエンカレッジメントには定評がある。

お問合せ

プロジェクトマネジャーのための実践型コミュニケーション研修に関するご質問やお問合せなどは、下記のお問い合わせフォームに必要事項をご入力のうえ、お送りください。内容を確認のうえ、担当者より2営業日以内にご連絡させていただきます。 

※フォーム送信後の自動送信メールはございません

メモ: * は入力必須項目です