「管理」だけでは、プロジェクトは漂流する
プロジェクトマネジメントの教科書を紐解けば、WBSの作成やクリティカルパスの把握、緻密な進捗管理の手法が詳述されています。しかし、現場のプロジェクトマネジャー(PM)が日々直面しているのは、そんな静的な表の上だけでは割り切れない、「人間味」と「不確実性」に満ちた生々しいドラマです。
どれほど完璧な計画を立てても、予期せぬトラブル、メンバーのモチベーション低下、ステークホルダーからの急な仕様変更は避けられません。管理ツールを使いこなす「事務局的な管理技術」だけでは、こうした荒波を乗り越えることは不可能です。
今、現場のリーダーに求められているのは、単なる「管理者(マネジャー)」としてのスキルではなく、不確実な状況下でチームの進むべき道を切り拓く ”「指揮官(コマンダー)」としての実践的リーダーシップ” です。
現場のPMが直面する「4つの壁」を突破する武器
本研修では、抽象的な精神論ではなく、PMが日々突きつけられる「正解のない問い」を突破するための具体的な武器を習得します。
● コース名:プロジェクトマネジャーのための実践的リーダシップ研修
● 開催時間:1日~2日/9:00~18:00 ※2日間の場合は17:00終了
● 対象者:次世代リーダー・管理職候補、選抜メンバーなど
● 実施形態:集合研修/オンライン研修
※カスタマイズも可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
プロジェクトマネジャーは、嵐の中でも進むべき方角を見失わない「航海士(ナビゲーター)」です。
本研修では、気合や根性ではなく、「事実の解釈」「確度の高い仮説」「戦略的な働きかけ」を通じて、停滞したプロジェクトを再び動かすリーダーシップを体得します。
現場で即活用できるフレームワークと、演習・ロールプレイングを中心に構成されています。
*VIA:Values in Actionの略で、、「人間のポジティブな人格的特性(キャラクター・ストレングス)」を測定・分類するための指標。世界中の文化や宗教、哲学を研究し、共通して価値があると認められる人格的な強みを6つの美徳と24の強みに分類して事故の強みを診断します。
| 時間 | セッション | 内容 |
| 1日目 | ||
| 9:00 |
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講義:
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| 10:30 |
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演習:ロールプレイング
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| 12:00 | 休憩 | |
| 13:00 |
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講義:無機質タスクからミッションへの4ステップ
演習:スピーチ演習 |
| 14:30 |
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講義: QCDの優先順位(トレードオフマトリクス) 演習:限られた情報での意思決定 |
| 16:00 |
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演習:各々の課題をと共有化 |
| 18:00 | 1日目終了 | |
| 2日目 | ||
| 9:00 |
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講義: 期待値調整のステップ 演習:ケースを使ったロールプレイング |
| 10:30 |
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講義: レジリエンスの3要素(回復力・適応力・抵抗力) 演習:リフレーミング演習 |
| 12:00 |
休憩 |
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| 13:00 |
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講義: 自己の強みの源泉 演習:VIAを使った強みの確認 |
| 14:00 |
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演習:1日目に洗い出した課題についてグループ内で相互アドバイス |
| 15:30 |
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気づきの整理と職場でのBaby Stepを設定する |
| 16:30~17:00 | まとめ/研修修了 | |
お問い合わせから研修実施、フォローアップまで、シームレスにサポートします。
研修概要が確定しましたら、正式な御見積書を発行させていただきます。
カスタマイズも可能ですので、まずは、本ページ最下部のお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。
北山 明孝
Harutaka Kitayama、PMP
日本プロジェクトソリューションズ 教育研修事業部 部長
経歴
プロジェクト経験・経歴
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