主体性啓発プログラム


自ら考え、行動し、未来を切り拓く「自律型人材」を育成する

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なぜ今、主体性が必要なのか?

VUCA時代の必須スキル

技術革新の加速と多様化する働き方。かつてないスピードで変化する現代において、指示を待つだけの姿勢では、企業も個人も成長し続けることはできません。

「主体性」は、不確実な未来を自らデザインし、周囲を巻き込みながら目的を達成するための強力なエンジンとなります。 


研修の概要

● 研修名:主体性啓発プログラム
● 実施日:2日
● 開催時間:9:00~18:00 ※お昼休憩1時間を除きます
● 対象者:入社1~3年目の若手社員

※最大催行人数16名

※お客様のニーズに合わせたカスタマイズも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。


社会人基礎力としての主体性

経済産業省が提唱する「人生100年時代の社会人基礎力」において、最も重要視されているのが「前に踏み出す力(アクション)」です。

本研修では、この「前に踏み出す力(アクション)」を主体性喚起の理論的フレームワークとして活用し、指示を待つのではなく、自ら目的を見つけ、周囲を動かし、最後までやり抜く姿勢を養います。

  1. 主体性:
    物事に進んで取り組む力。「誰かがやってくれる」ではなく、「自分がやるべきこと」を見つけ、一歩踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力。
  2. 働きかけ力:
    他人に働きかけ、巻き込む力。独りよがりではなく、周囲に目的を共有し、協力を得て大きな成果へ導く力。
  3. 実行力:
    目標を設定し、確実に実行する力。計画を立てるだけでなく、困難があっても粘り強く最後までやり遂げる力。

● 人生100年時代の視点

環境のせいにせず、自らの意思と責任で「目的」を設定し、不確実な未来を切り開く「生き方」そのものを再認識します。

 

● なぜ研修で「体感」が必要なのか?

主体性は「知識」として知っているだけでは意味がありません。自らの「キャリアのハンドル」を自分で握る勇気と責任を、プロジェクト型の演習を通じて身体的に理解することが、行動変容への唯一の近道です。

主体性とは、未来を自分でデザインする力にほかなりません。


「主体性」を「実行力」へと変える独自のフレームワーク

主体的な行動を生み出す公式「R-A-I」

主体性は、以下の3つの要素が満たされる環境で最大限に発揮されます。

  1. Role Clarity
    自分の役割と貢献の重要性を明確に理解している状態
  2. Autonomy
    目標達成の手段を自ら決定し、自律的に動ける状態
  3. Impact
    自分の行動が結果に与えた影響を正しく認識している状態

Role + Autonomy + Impact = 主体的な行動


「体得」を最大化する学習プロセス

  1. インプット
    主体性の重要性を座学でインプット。座学は2割に抑え、体験後の「気づき」を深める内省に重点を置きます。自身の非主体的行動(他責・傍観)を直視し、学びを定着させます。

  2. 体験(アクティビティ)
    「ヘリウムフープ」「リドル」「Bivouac」等、複雑なルールや時間制限のある課題にチームで挑戦。プレッシャー下での「素の行動」を引き出します。

  3. リフレクション(内省)
    行動/思考/感情において発揮できた場面、不足していた場面を振り返り職場での自らのとの関連付けを図る。

  4. アクションプラン(他者目線での自己認知と、それに基づく行動目標の設定)
    チーム内の行動観察や講師からの客観的フィードバックを活用。自分が周囲からどう見えているかを把握し、主体的行動への改善点を特定します。

研修の三大目標

  1. 主体性の重要性を認識する
    社会人基礎力」および「人生100年時代の社会人基礎力」の視点から、主体性が現代社会で不可欠な要素である理由を論理的・体感的に理解する。

  2. 主体性を喚起する要素を学ぶ
    自律的な行動に必要な「自己認知」「目標設定」「周囲との協働」といった要素を特定し、そのスキルを習得する。

  3. 主体的行動を体感・実践する
    アクティビティを通じて非主体的な行動(他責、傍観など)と主体的行動(当事者意識、一歩踏み出す勇気など)の差を体感し、日々の業務での実践意欲を高める。

スケジュール例

時間 セッション 内容
1日目
 9:00
  • オリエンテーション
  • 研修の目的/進め方についての説明
  • 講師自己紹介
10:00

 

  • レクチャー:「なぜ今、主体性が必要なのか?」
  • 演習1「ヘリウムフープ」
  • 社会人基礎力と人生100年時代の社会人基礎力
  • なぜ、主体性が必要なのか?
  • 主体性の定義/主体性と自主性(積極性)の違い 

【振り返り】

・主体性が組織や個人に与える影響

10:30

 

  • 演習2「タワー」

 

【振り返り】

  • 目標やゴールに対する主体的行動とは?
  • 効果的な仕事の進め方に対する主体的行動とは?
  • 仕事との関連付け
12:30 休憩
13:30

 

  • 演習3「リドル」

 

【振り返り】

  • 情報が偏在する中で必要な主体的行動とは?
  • 仕事との関連付け
15:30
  • 演習4「Snow Woman」

【振り返り】

  • 他者との合意形を図る上で必要な主体的行動とは?
  • 仕事との関連付け
17:00
  • Dialogue
  • 自らの職場での現状をRoll、 Autonomy、Impactの視点で棚卸する。
  • キャリアアンカー診断のフィードバック
18:00 1日目終了  
2日目
9:00
  • 1日目の振り返り
  • 演習5「bivouac」

【振り返り】

  • 上司部下の関係の中で必要な主体的行動とは?
  • 仕事との関連付け
11:15

 

  • 演習6「Ryuo title」

 

【振り返り】

  • 他部署の関係の中で必要な主体的行動とは?
  • 仕事との関連付け
13:15

休憩

14:15

 

  • 演習7「フィードバック」

 

  • グループ内でメンバー同士、互いの行動についてフィードバックを行う(良かった点/さらに良くなるためには)
15:45

 

  • 「行動目標設定」

 

  • 職場において主体的に取り組むことを決める
16:30

 

  • 「行動目標の発表」

 

  • グループ内でシェア、取り組み内容について相互アドバイス 
  • まとめ
17:00 研修修了

研修導入までのプロセス

お問い合わせから研修実施、フォローアップまで、シームレスにサポートします。

  1. 注文段階:
    御見積・申込書発行
    会場手配(貴社)

  2. 準備段階:
    受講者確定
    教材発送(~1週間前)

  3. 研修当日:
    会場設営
    研修実施

  4. 研修終了後:
    ご請求書発行
    フィードバックMTG

  5. フォローアップ:
    職場実践の振返り(応相談)

ご料金

研修概要が確定しましたら、正式な御見積書を発行させていただきます。

カスタマイズも可能ですので、まずは、本ページ最下部のお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。

  • 東京近郊(都区内、横浜、大宮、千葉市など)以外で研修を実施する場合、交通費及び、宿泊費を別途御請求する場合がございます。
  • 研修のお申込みは、「お申込書」の受領により成立するものとしております。
  • 最大催行人数は16名程度を推奨しております。

講師

Insights®Discovery 担当ファシリテーター 北山明孝の画像

北山 明孝

Harutaka Kitayama

 

  • 米国PMI®認定PMP® (Project Management Professional)
  • 日本PMO協会認定 PJM-A (PJM-A:プロジェクトマネジメント・アソシエイト)
  • 日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
  • Insight Discovery Practitioner
  • HPTi Certified Practitioer
  • Scrum Inc.認定スクラムマスター

経歴

  • 日系大手コンサルタント会社勤務
  • 日系トレーニング会社/研修講師
  • アウトプレースメント会社/キャリア研修講師・再就職支援コンサルタント
  • 外資トレーニング会社/リーダーシップ・チームビルディングファシリテーター

 

プロジェクト経験・経歴

  • 日系大手コンサルタント会社でクライアントマネジャーとして大手、及びベンチャーにおける人材開発、組織開発のデザインをサポート
  • 日系トレーニング会社、アウトプレースメント会社でキャリアを中心とした研修に従事すると同時に全国のハローワークで再就職支援セミナーを実施。
  • 外資トレーニング会社でリーダーシップ/チームビルディングのファシリテーターとして活動。ワークショップにおける発言を促す場づくりと参加者へのエンカレッジメントには定評がある。

お問合せ

「主体性啓発プログラム」に関するお問い合わせは、下記のお問合せフォームよりお気軽にご連絡ください。フォーム送信後の自動返信メールはございませんので、内容を確認のうえ、2営業日以内に担当者よりご連絡させていただきます。

 

※メールアドレスの誤入力によるメール不達が多く発生しています。

  • コピーしたアドレスに抜け漏れがないか
  • 手打ちで入力する場合、スペルミスや半角・全角・数字の入力間違いがないか
  • 余分なスペース等が入っていないか

等、アドレスが正しいことを必ずご確認のうえお送りくださいますようお願い申し上げます。

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